2011年 11月 09日
柔らかい陽射しを受けて散策するのはこの季節ならではの楽しみです。 小春日和の日、市内一の名所?武蔵国分寺からお鷹の道あたりをちょっと歩いてみました。国分寺崖線が東西方向に走っているので崖線から湧き出る水が清らかな小川になっているのがここの魅力。 湧水の一つ、伝説の残る「真姿の池」の弁財天におまいりする人や、「日本名水100選」にも選ばれた湧水をペットボトルに何本もくみ上げている人がいたりするのも、いつもの風景です。この日はその辺りの風景をスケッチしているグループが幾つかありました。芸術の秋ですものね。 小川の横で2軒の農家が庭先で野菜や果物を並べて売っていて、その一軒でユズが売られていたので自分へのおみやげに、、、。 夜、画像を取り込んでいたら、初秋に撮った「タンポポハウス」の写真が未アップなのを思い出しました。 タンポポハウスは建築家藤森 照信氏が1995年に国分寺市内に建てた自邸です。 (詳細はhttp://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/interview/0705..参照) 当時、屋根や壁にたんぽぽを生やした構造というのが話題になり、ぜひ見てみたいと思ったのですが、都心からわざわざ行くことまではしませんでした。国分寺に転居した時も、思い出して探したのですがわかりにくくてそのままになってしまいました。 それがひょんなことから発見できて、うれしかったのでミーハー根性で撮ってきました。今はタンポポの季節じゃないから屋根にはネコジャラシ?が生えていたけれど、まさしく本で見たあの独特の構造の家でした。 あたりはまだ古い蔵を持った豊かな農家が点在する魅力的な場所。春になったらまた行ってみようと思っています。 デキゴコロで作った句 チャリ散歩 夕餉の卓に ゆず香る ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-11-09 08:33
| 2011年7~9月
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2011年 11月 06日
歩いていると赤い実の付いた木を沢山見かけます。意識して探すのもあれば、思わぬ発見をすることもあり、、、、。 探すのはなんと言ってもカラスウリ、あの野趣が大好きなのです。もっとも、農家さんには嫌われモノらしい、はびこって他の植物の栄養を取ってしまうから、とか。でも、くしゃくしゃに枯れた葉と艶々した鮮やかな赤との組合わせは絵になります。何箇所かあるまだ健在な場所をチェックして撮って来ました。 思わぬ発見というのはサンシュユ。先日柿を頂いた農家さんで目に付いたので尋ねたら「サンシー」だと言われ、調べたらサンシュユでした。春の小さな黄色い粒々が集まったような花がこんな実になるなんて想像もできなかったから(春には葉っぱがないのです)、ちょっとしたサプライズ。 近くの雑木林の端にあるマユミも毎年チェックしています。殆ど日が射さない場所できれいな絵にしにくいのですが、今年は沢山実がついていて期待ができそう。、、、、というのも数年前、沢山の実が冬まで残り、それを目当てにメジロやコゲラが沢山やってきていたのでした。その次の年からなぜか実がつかなくなって、淋しい思いでした。大風よ、小鳥達の大事な食料をふるい落とさないでちょうだいね。 花がついていればともかく、葉だけの状態で木の名前を知るのは素人にはムリですが、実がつくとその名前がわかるのはうれしいこと。今年も「マイ植物図鑑」に新しいメンバーが加入しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-11-06 07:05
| 2011年7~9月
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2011年 11月 01日
駅ビルで用事を済ませた後、ちょっと武蔵国分寺公園まで。 平日の午後、広い芝生の一角で少年達がボールゲームに興じています。近くの小学校に通っているのでしょう、下校するやすぐに集まって来てここで遊べるなんて、恵まれています。 楽しそうな様子を少しずつ距離を詰めて撮っていましたが、近寄れないうちにゲームは休憩に、、、、。 池の向こうにまわると雑草が生い茂る原っぱがあったのでススキを撮りに入りました。足元をピョンピョンとバッタが跳ねる、子供達には魅力的な原っぱだろうと思いましたが、この日は誰も居ませんでした。2,3枚撮って外へ。 小さな子がプラカップに入れたモノを得意そうにご老人に差し出していたので、近寄って見るとカエル。この辺りで掴まえたらしいのです。 「へぇ、こんなところにカエルがいるの?」 ご老人が代わりに答えて、 「カエルだって、ヘビだっているさ。1メートルぐらいのヤツだけど、ね」 やだなぁ、先に言ってほしかった、さっきウロついていた時にもし遭遇していたら、、、、ヘビきらいだもん。 カップに隙間ができるとカエルはすぐ飛び出して逃げようとし、子どもは掴まえては戻す、、、、、見ていたら少しカエルがかわいそうになってきました。 この子、ちゃんと飼えるのでしょうか?すぐに死なせてしまうのじゃないかなぁ。でも、そうやって「命」を知ることになればそれも大事なことなのかもしれないな、、、、。 「返してあげて」という言葉を飲み込んで、その場を後にしました。 芝生では秋の短い日を惜しむように、芝生でのボール遊びはまだ続いていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-11-01 16:51
| 2011年7~9月
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2011年 10月 31日
秋の花や実を、見つけると撮っているのですが、それがちょっと溜まりました。 エンゼルトランペットとホトトギス、それにツマグロヒョウモンです。 このエンゼルトランペットはある農家さんの庭のもの、花の数は100ほどもあろうかという大木で、夕方になるととても甘い香りがするそうですが、撮った時は何の香りもせず、残念。 ホトトギス、、、、アップにするとどぎつい模様が目立ちますね。ボケも入れにくくて、ちょっと苦手な花の一つなのですが。 ツマグロヒョウモンは夏にもよく見かけたのですが、撮るチャンスがなかったもの。暖かい秋の昼時、残りの命を思うと少し哀れでもありました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-31 08:20
| 2011年7~9月
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2011年 10月 29日
日曜日、コスモス祭りをやっているというので小金井公園に行きました。 時期的にもう遅いからコスモスは大して期待しませんでしたが、いくつかのイベントがあるようなのでそれを楽しみにポタリング。 広~い公園の中ほどにある”子どもの広場”の一角にコスモス畑があって、広場のあちこちにイベントスポットがしつらえてあります。 ”どんぐりイベント”では工作教室、コスモス畑では花摘み体験、林の中には竹馬体験、木もれ日カフェコンサート、、、、と盛りだくさんで、子どもを連れた若いファミリーがい~っぱい。 主催は公園自体なのでしょうが、これを実施しているのはどうやら”小金井公園友の会”(樹木の会、花の会、桜守の会、野鳥の会など)のメンバーらしく、元気なシニアのお世話役の方々が大活躍をされているのが目に留まって、頼もしいこと! コスモス摘みを体験しました。100円の「都市緑化基金」への寄付をして10本摘んだ後は、どんぐり工作教室へ移動。 ビニシートの上にしつらえられたテーブルの周りには何組もの親子が木の実を使った工作に夢中で、その作品が仮置きしてありましたが、どれもすばらしい出来栄えでびっくり。それというのもこの公園の樹木の豊かさゆえでしょう。 東京には緑が少ないと一口に言うことは出来ないと思いました。外国の都市との比較は置いといて、この公園のように多種の樹木を育てて人々に憩いの場としている例はいくつもあるのです。 その中でもこの小金井公園は”友の会”というサポーター組織を持っているという点がすばらしい。その経緯は知りませんが、ただ与えられるものではなくみんなで緑を守り育ててゆこうという姿勢が、この公園を魅力的にしているに違いないと思ったことでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-29 10:36
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2011年 10月 26日
柿ほど秋を感じさせる果物もないと思います。農家のみならず普通の家の庭にもたわわに実った柿が見られ、母の思い出とも繋がっていて、心に沁みる光景です。 たまに立ち寄る農家さんで野菜を買うことにして、数品選んでいたらご主人がこちらに来られたので、しばし歓談。 柿の写真を撮らせてもらっていると、いつの間にか現れたお仲間さん?が「撮った後は採っていきな。ここの柿は去年、市の品評会で1等賞だったんだよ」と言って、勝手に枝から折り取って手渡されます。ご主人も、「こっちのは〇〇という品種、ワシが接木したもので、こっちのは〇〇、原種に近いものだよ、食べ比べてご覧」と、言いながら折り取って下さってチャリの前かごは柿でいっぱい! ありがたいことでした。柿の暖かい色と農家さんの好意が重なって、ルンルンしながら家に帰りました。 そのまま食べてしまうのはもったいないので、昔作った花瓶に生けてみました。好奇心旺盛なキー太が寄ってきてクンクンしているのもパチリ。 何気ないけど、幸せ気分の秋の午後。 ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-26 09:20
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2011年 10月 24日
秋晴れの先週日曜日、チャリで隣市の公園に行ってみました。 運動シーズンなのでグランドや体育館でスポーツを楽しむ人が集まっているようすでいつもより賑やか。 チャリを止めてふと見ると雑木林の中に大勢の子ども達(大人もまじって)の姿が見えます。 聞いてみると「NPO法人 こだいら自由遊びの会」という団体の遊びの例会?とのこと。 見学はもちろん大歓迎、撮影は「個人を特定できないように」との制限付でOKと言われました。 いただいたリーフレットによると、 「子どもたちにもっと自然に親しんで、おもいっきり自由に遊んでほしい!いろんな年代の人とも交流してほしい!そんな思いで1998年から続けている遊び場」とのこと。 2本の高い木を利用したブランコが少し大きい子達に大人気で、はじけた声が響いてきます。それを撮らせてもらいましたが、これが難しいの、なんのって!でも、面白かった! 他にも体を使う遊びがいくつかあり、少し小さい子向きには?石や木の実にペイントして遊ぶのもあったりして、あちこちにこどもたちの笑顔と歓声が溢れていました。 危険をぎりぎり回避しながら思いっきり体を動かす遊びはこどもの生きる力を養うことでしょう。確かに大人主導のものではあるけれど、こういう団体の活動の意義は大きいと思ったことでした。 写真、ちょっと顔が入ってしまったけど、主催者さん、ご容赦下さ~い。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-24 10:32
| 2011年7~9月
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2011年 10月 21日
先日のこと、雨が上がったので久しぶりに池に行ってみました。 この池は駅への通り道になっているのでたまには人が通りますがいつも至って静か。ごくたまにはカワセミが来るのですが、この日はカルガモが2,3羽、静かに浮かんでいるだけで、、、、。 池に続く湿地で倒木が目に止まりました。先日の台風でやられたのでしょうか、まだ若い木なのに、、、。 通行の邪魔になるから先を切られたのでしょう、先の方にはひこばえが沢山出ています。生きたい!と訴えているようで、ちょっと痛ましい。植え替えてもダメなのでしょうけれど。 クモの大きな巣に落ち葉が沢山引っかかって、かすかに揺れているのも秋の風情。 そして、木には可愛い赤い実が、、、、。 静かな秋の池を堪能しました。 ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-21 08:02
| 2011年7~9月
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2011年 10月 18日
チャリ散歩で通りかかった農家、野菜スタンドに秋の野菜が賑やかに並べられていたので、立ち寄って買い物をしました。 この辺りの農家は殆どが兼業(たいていはアパート、駐車場の貸主)で、農協出荷やスタンド売りの「地産地消」だけではやってゆけないと口を揃えて言われます。 畑の広さにもよりますが、平均してスタンド野菜の種類は7種類ぐらい。懇意の農家さんがこっそり教えてくれたところによると「農協さんは30円位高く売る」そうなので、できるだけスタンドを利用するようにしています。 秋は野菜の種類がぐんと増えるようで、このスタンドはとりわけ多品種を揃えていたので写真を撮らせてもらいました。生憎背後が里芋畑でこれより下がっては撮れなかったのですが、写っているだけでも12種類ありますね。 三つ葉とオクラとサトイモを買って帰りました。鶏肉はスーパーで仕入れて、これで夕食の卵とじと煮物の二品が揃います。サンマを追加して、今日も〆てお一人前500円でおつり~。 2はたぶん、クサフジ 3は林の住人さん ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-18 11:23
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2011年 10月 12日
用事のついでに殿ヶ谷戸庭園に寄りました。 連休の初日なのでそこそこの賑わい、5月に国の指定名勝になったことから観光客も増えているのかもしれません。 良い庭園なのですが、観光バスが駐まれるスペースがないのが幸いして、JR中央線の駅から2分という絶好のロケーションなのにいつでも静かな佇まいなのが私にはとてもうれしいのです。 もう何度もこの庭園のことを書いているので読み飛ばしていただいて良いのですが、国分寺崖線が園内を走る高低差のある造りで”谷底”にある池を囲むようにして松や楓が配されています。崖上の紅葉亭から見下ろす眺めは特に紅葉の頃は感嘆の声が聞こえるほど。その紅葉は12月にならないと見られないのですが、、、、、。 秋晴れのすがすがしい午後のひととき、まだ青々とした庭園を楽しむ人たちの姿や、楚々とした山草シモバシラやアオツヅラフジを写してきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by pechifeb9
| 2011-10-12 12:54
| 2011年7~9月
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![]() デジカメで写真を撮るようになってはて何年経ったことか、、、もう定かではありません。でもタイトル通りカメのあゆみの如く、ゆったりとたゆまず、写真を楽しもうと思っています。 by pechifeb9 カレンダー
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