カメの歩み・もう少し前進

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2013年 04月 27日

逞しく生きる花

 ナガミヒナゲシが路傍で揺れている光景は、もしかしたら日本中で見られるのではないかと思われるほど、今や雑草化しているらしいですね。

 元は地中海沿岸から中欧にかけての原産で、1961年に東京都世田谷区で初めて確認され、現在では温暖な地方の都市周辺を中心に繁殖しているようです。それというのもアルカリ性土壌を好むため、コンクリートによってアルカリ化した路傍などが大繁殖地になっているのだそうで。おまけに実には1000~2000もの種子がぎっしり詰まっていて、それがはじけ飛んで、、、、、。もしかしたらすでに嫌われ者の一人になっているのかもしれません。

 花自体きれいだし、彼ら自身になんの罪もない(ケシとは言っても有毒な成分は含まない)、、、、と私は援護したくなるのですが。

 荒地に群生して明るく揺れている姿から「逆境にもたくましく生きよ」というメッセージを感じるのは私だけかしら?
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by pechifeb9 | 2013-04-27 11:37 | 2013年1月~ | Comments(0)


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