カメの歩み・もう少し前進

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2011年 12月 01日

江戸東京たてもの園は静かなたたずまい

 久しぶりに江戸東京たてもの園に行きました。2棟の建物が新たに仲間入りしたと聞いていたので、それを撮りたいと思ってのこと。
 上水沿いの緑道はまだ葉が繁っていても木漏れ日が暖かくて気持ち良い中、いつものようにチャリで30分で到着。

 祭日でしたが、イベントがなかったせいか人出はいつもよりやや多い程度でいい感じ。
お目当ての万徳旅館は青梅市内に幕末に建てられた(明治初期に増築)旅籠で、昨年6月から1年余り掛けて復元されたもの、その詳細がhttp://tatemonoen.jp/fukugen/place01.htmlで見られます。
写真4が正面入り口、昭和20年代の様子を再現しているそうで、ここを利用した富山の薬売りの荷物などが展示されています。

 もう一軒の建物は大和屋本店という乾物屋ですが、ドジなことに見落として西のゾーンへ移動してしまったので、それは次回に撮ることに。

 西のゾーンでは田園調布の家、前川國男邸、常盤台写真場、三井八郎右衛門邸などの明治~昭和に建てられた美しい建物が並びますが、時間の関係でパスしてその奥の3軒の農家へ。

 もう何度も来ていても、見て飽きないのです。いろりが焚かれている時は、ことさら懐かしい風景になります。田舎暮らしは実体験がないのにどうしてこうも心が和むのでしょうか。
 いつかはここでボランティアさんが「昔語り」をしていて、子ども達が静かに耳を傾けていました。最後の「どっとはらい」で、ふっと現実に戻る、、、その瞬間の表情がとても良かったっけ。

 一軒の農家の入り口でボランティアさんが草履つくりの実演をしていました。展示されていた中にアクセサリにしたいような可愛いミニチュア版がありましたが、「ここでは売ることは禁止されている」のだそうで、ちょっぴり残念ではありました。
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by pechifeb9 | 2011-12-01 11:41 | 2011年10~2012年12月 | Comments(2)
Commented by mimishimizu3 at 2011-12-02 08:48
古い建物は、それだけで風情があります。
残しておきたい文化遺産ですね。
囲炉裏の火がいいですね。
Commented by pechifeb9 at 2011-12-05 11:21
mimiさん
どの地にも長い歴史と人々の暮らしがありますね。その一端を形として残すことが後世への責任だと思います。利を生み出すかどうかで判断するのではなく、未来への財産として考えてほしいものですね。


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