カメの歩み・もう少し前進

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2011年 08月 06日

昆虫少年との出会い

 例によってチャリ散歩で池に立ち寄ってみました。

 小川の草むらで以前ベニシジミを撮ったことがあるのでまたいるかな、、、と見ると少年が一人虫取り網を振り回しているのが目に入りました。ベニシジミを見かける?と聞いてみると、

「あぁ、こないだいたよ。この子に食べさせたんだ」と傍らの虫かごを指して言います。中にいたのはそれほど大きくないカマキリ。内心、うわっ、と思いながらもその少年の話に聞き入ってしまいました。
 「こいつはもう2回かな、脱皮したの。皮のコレクションはもう3冊目になるよ。チョウセンカマキリをおばあちゃんの田舎から送ってもらったんだけど、3匹の連係プレーでかごから脱出しちゃって、探し回ったら翌日玄関のノブや下駄箱や僕のサンダルに止まっているのを発見したんだ。お腹すかしているだろうと見たら辺りにゴキブリの破片が一杯落ちていた。それからますますカマキリが好きになっちゃった」

 カマキリの餌はミルワーム?を買って来て食べさせているけど、できるだけ生きたままのを食べさせてやりたい、お姉ちゃんからはきもワルイ~と言われている、自分の部屋は虫関係のものでごちゃごちゃだなどと次々と話してくれました。

 クロアゲハは何の花に来るとか〇〇チョウの飛ぶ時間帯は何時頃だとか、、、、、その頭の中には昆虫図鑑がまるごと入っているかのようでした。
 彼も多くの少年と同じようにPCゲームなどに夢中になる時間もあることでしょう、でも、暑い昼日中、汗をかき蚊に刺されながら飼い虫たちのために餌を捕る、、、、こういう少年がいることがとてもうれしかったです。

 また来てみるね、今日は楽しい話、どうもありがとう、、、と告げて立ち去りました。セミの抜け殻の写真をおみやげに、、、、。
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by pechifeb9 | 2011-08-06 08:41 | 2011年7~9月 | Comments(0)


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